お知らせ

お知らせ

  • 高齢者と食事

    2022年10月17日

    1・高齢者の食事で大切なこと

     伝統的な日本の食事が健康長寿食であって、日本人が長生きであることの要因のひとつであるといわれています。
     高齢者の食事で大事なことは、まずは『食事を楽しむこと』、『食事のリズムから1日の生活のリズムを整えること』、それから『低栄養に気をつけること』だといわれています。 百寿者に対しもっとも気をつけている食習慣について尋ねると、1日3回規則正しく食事をしている、腹八分に心がけている、バランスよく食べている、などの答えが返ってきます。



    2・高齢者の食事は簡素になりがち

     現代日本では、高齢者の一人暮らし、あるいは高齢者だけの世帯が増えています。高齢者の一人暮らし、あるいは高齢者だけの暮らしでは、食事が簡素になりがちで、低栄養のために健康に障害をきたすこともあります。特に重大な病気に罹っているわけではないのですが、弱々しく活気がなく、抑うつ傾向にあり、家に閉じこもりがちで、ふらついたりして転倒して骨折を起こしたり・・・。高齢者が低栄養状態になると、風邪を引きやすくなったり、軽い風邪をこじらせて肺炎になったりする可能性が高くなってきます。「高齢の方が体調を崩して1週間ほど寝込んでしまうと、元の生活のリズムに戻るまでにかなりの期間がかかってしまう」という話をよく聞きます。軽い風邪で寝込んでしまう状態から、寝たきりの状態を招くようなことは、ぜひ予防したいものです。


    3・和食中心に30品目

     まごころ弁当は和食中心に1食30品目前後の食材を使用しています。多くの種類の食材を使ったバランスの良い食事を規則正しく取ることで、多くの生活習慣病を防ぎ、健康な長寿を目指すことができます。